GRC・SEOチェキなどのツールがGoogleのスクレイピング対策によりエラー続出!【順位計測ツールが大打撃】

  • 2025年1月22日
  • 2025年1月23日
  • SEO対策

Googleがスクレイピングの強化を行ったことで、各SEOの順位計測ツールに不具合が生じています。

本記事では、2025年1月中旬より巻き起こっているGRCやSEOチェキなどの順位計測にエラーが出ている現状と、今できる対策について解説します。

Googleのスクレイピングに対する姿勢

まずはGoogleのスタンスを確認しましょう。

そもそもGoogleはスクレイピングを禁止しており、規約とポリシーにて公表しています。

スクレイピング

スクレイピングとは、他のサイトのコンテンツを、多くの場合は自動化された方法で収集し、それを検索ランキングを操作する目的でホストする行為を指します。不正なスクレイピングの例としては、次のようなものが挙げられます。

他のサイトのコンテンツを、元のソースを引用もせず、独自のコンテンツや価値を加えずに転載する
他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり自動化された手法を使用したりして)若干の修正を加えたうえで転載する
ユーザーに対してなんらかの形で独自のメリットを提供することなく、他のサイトからのコンテンツ フィードをそのまま掲載する
ユーザーに実質的な付加価値を提供することなく、他のサイトの動画、画像、その他のメディアなどのコンテンツを埋め込んだり編集したりするだけのサイトを作成する

引用:Google検索セントラル|Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー

引用:Google利用規約

そもそもスクレイピングとは?

そもそもスクレイピングとは、Webサイト上に公開されている情報を収集する技術のことを指します。

インターネット上には多くのデータが存在しますが、必要な情報を効率よく取得するために用いられる「手法の1つ」のがスクレイピングです。

この手法を活用することで、大量のデータを人の手を介さず迅速に集めることが可能です。

具体的には、プログラムを使ってWebページにアクセスし、テキストや画像、リンクといったデータを抽出します。今回のテーマで言えば、Googleの検索エンジンにて、検索したKWとそれに伴って表示されるWebページのドメインや順位が当てはまると考えられますね。

とても便利ですし、私たちもこの技術を活用したサービスを日々利用しているのでありがたい限りなのですが、対象となるWebサイト(今回でいえばGoogle)の利用規約や法律に注意する必要があります。

Googleがスクレイピングの規約を厳しくしたことでSEO順位計測ツールにエラーが出ている

Xで情報収集してみると、多くの方が、GRCの不具合に嘆いている状態でした。

XでGRCやSEOチェキの不具合に嘆いているツイート

「GRC不具合中…。解決できるのか?」

「GRC、いつまでバグッとんねん」

心の叫びですね。

「Searchconsoleだけだと不安」

この声、結構多いですね。

「GRCが死亡してしまった…」

数値がとんで困っている話は、私の知り合いのSEOコンサルの方もおっしゃっていました。

「GRCで順位がとれなくなっている…。SEO屋さん困っているのでは?」

多くのアフィリエイターやSEOコンサル、SEOサービスを提供する企業は困っているかもしれませんね。

私はGRCの使用を数年前からやめていたのでほとんど困っていません。

SEO順位評価ツールは復活するのか?

ここからは個人的な解釈となります。

いくつかのSEOツールは復活(利用可能)な状態になっているものもあります。(現時点では不安定なのでツールの名前は伏せます)

今までと比べて計測結果が正しいのか、リアルタイムなのかの懸念はあるものの、もうしばらく時間が経過すれば、どのツールを使用したらよいか結果は出るでしょう。

個人的には、復活が難しいツールもあると思いますが、完全になくなることは考えにくいと読んでいます。

Googleが規約を厳しくした意図があるはずですが、これは我々では知る由もないため、今をどうするかを考え行動する必要があります。

SEO順位計測ツールの代替え|スクレイピング対策強化後の対策は?

今回のGoogleの規約強化、スクレイピング対策強化にあたり、どのように対策していくか考えましょう。

そもそも、私は、SEOのサポートを生業としていますが、GRCなどの順位計測ツールを使用していません。

理由は多くありますが、結論、ahlefsやSearchconsoleで事足りているからです。

上記のツールも順位計測ツールといえばそうなのですが、GRCと比較するとやや使い方、目的が違います。

ahlefsであれば、網羅的に現状のインデックスを確認できるため、ほぼ毎日計測していると、順位の下落や変化に気付くことができます。

それはGoogleの規約変更後も特に変わりありません。

もし、この先、セムラッシュやahlefsにも影響が出るようであれば、Searchconsole一択になりますが、それでも対応は可能だと考えています。

というかGRCのように、自分で指定したKW「だけ」を計測していると他の変化に気付けないので使わなくなったんですよね…。

これはやり方や好みもありますが、細かく分析したい方は、なるべく多くの情報を収集できる体制の方がいいかと思います。

まとめ|今後のGoogleの動きとSEOツールの回復に注目

2025年1月23日時点ではまだ、SEO順位計測ツールは不具合が多いようですが、この先回復することも十分考えられます。

最悪、収益が発生しているクエリは時間をかけて数十個くらい自分で検索したらなんとかなりますから、時間を確保してSEO邁進していきましょう。

もしSearchconsoleを使用していないのであれば、これを機にGoogleのツールをガンガン使うことをおすすめします。(外部ツールのように被害を受けることがないため)

Yahoo!やBingなどの検索エンジンを無視することにもなりますが、現状は検索エンジンはGoogle一強なので、こちらを対策しておけば問題ないと割り切ることも大切です。

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