8月15日の日本時間で深夜23時50分台に約5ヵ月ぶりのGoogleコアアルゴリズムアップデートが発表されました。

引用:Googleセントラル
前提情報
7月16日〜27日を目途に大きく動いていた⇒既にアップデートがきているのでは?と言われていた。
【Googleセントラルより引用】
この最新のアップデートでは、過去数か月間に一部のクリエイターやその他の方から寄せられたフィードバックが考慮されています。これまでと同様に、ユーザーの検索内容に関連性がある場合、有用で独自のコンテンツを作成している小規模サイトや独立系サイトを含む、さまざまな高品質サイトとユーザーを結び付けることを目標としています。これは、今後のアップデートでも引き続き取り組む分野です。このアップデートでは、サイトが行った改善点をより適切に把握し、Web の最高のものを引き続き表示できるようにすることも目的としています。
【アップデートの特徴】
- ユーザーのフィードバックを参考にしたアプデである
- 小規模サイトでも有力な情報があれば上位にあげる
- 独立系サイトも評価する
SEOコンサルの友利の解釈
小規模サイト(ドメインパワーが低いサイト)も上がってくる可能性がある。
また、独立サイト(特化型サイト)も上がってくる。
いいコンテンツを掲載しているのに、順位が上がらなかったサイトがランキング上位にくるとしたら、今までドメインパワーで上位に上がっていたコンテンツが一気に下落することも考えられる。
- 小規模サイト運営者にはチャンス
- ドメインパワーに頼っていた企業サイトはピンチ
という状態に陥るかもしれない。
何度もこういった、「ユーザーと最高のコンテンツを繋ぐ」という主旨のアプデはあったものの、なかなか理想の状態にはなっておらず、結局ドメインの優劣があった。このアプデによって理想の状態になるといいなとは思うが、おそらくそう簡単にはいかないと予想。
9月4日コアアルゴリズムアップデート終了
9月4日に、Googleセントラルよりアップデートの完了が発信されました。

■今回の主な動き
- 企業ドメイン配下のサブディレ・サブドメのサイトがやや回復
⇒2023年3月に大きく下落して以降、初の回復を見せるサイトもあり
⇒やや回復、程度 - 2024年(直近)にサブドメ・サブディレで順位を上げてきたサイトは下落傾向
⇒2023年3月のアプデ以降に立ち上げたサイトは回復の対象外?
■まとめ
- 2023年3月のアプデで急下落したサイトの微回復
- 2024年以降にドメインパワーに頼ってアクセスを伸ばしてきたサイトは微減
- 中古ドメイン、ドメイン貸サイトは厳しくなりつつある
- 小規模サイト、個人サイトのアクセス微増
アプデ完了後の9月6日も変動が続いている

アップデートが完了したのに、まだまだ順位変動が大きくあります。
余波、ですね。
まだ油断せず、欠かさず順位変動はチェックしましょう。